退職願いを出す前に

「やる気」についての続きです。退職願いを書くような時は自分に目を向けて見てください。今まで、何とかやる気を起こそうと死にもの狂いで頑張って来たようなところはありませんか?

でもやる気を起こすのは不可能です。自分にとって自然な方向に進んでいないときに、人工のやる気が必要になります。無理に起こしたやる気は長続きしません。それに気付いて本当の道を探したくて、退職願いを書いた方も多いでしょう。

心からやりたい仕事、夢中になれる仕事があると人間は無心で追いかけます。そのワクワク感を周りの人も認めてくれて、励まされたりすると自己推進力が付き、勝手にどんどんと前進していきます。自分の内側から自然に起こったやる気と共に人生をぐいぐい進むようになります。本当の仕事の楽しさを発見します。

退職願いを出す前に本当にやりたいことを探してみましょう。

また、退職願いの書き方を検索し、書式を揃え、事務手続きを済ませた方は一段落し、ほっとできる時間もあると思います。そんな時間を利用して、「自分が本当にやりたい仕事は何か?」「ワクワクする仕事は何か?」を見つめ直してみると良いかもしれません。

次の仕事が決まっていない場合は転職活動へと入っていくと思いますが、闇雲に給料をくれる仕事を探すのではなく、自分がやりたい仕事を中心に気持ちを整理してみましょう。

結構、新しいものが見えて来るかもしれません。
「やる気」は無理に起こそうとしても上手くいきません。持続できません。ビジネスの営業マンセミナーなどが各地で開けれています。私も随分と参加をしました。確かに効力はあり、セミナーを受けたときは一時的な動機付けが行なわれ、やる気になります。でも長続きはしません。せいぜい2、3日くらい・・。

「なぜでしょう?」

無理矢理にやる気を出す必要があるのは、したくないことをしなければならない時だけです。確かに試練の時など人生にそういう場面はあります。

しかし、一生の内の多くの時間を費やす仕事をするために無理矢理やる気を起こす・・。これ不自然ですよ。

退職願いの書き方を調べ、書式を揃え、封筒に「退職願」と書いた時の気持ちをよく思い出します。その仕事に対して嘘偽のやる気をつくるのが嫌になってしまったことが多くありました。「この会社でないぞ!」とか「ここで学ぶ時間は終わった!」という感覚です。

子供時代を思い出してみてください。特に親や先生に言われなくともよく遊びました。遊び道具がないときでも、工夫し楽しさを自然と求めました。探検したり、自転車に乗ったり、・・。その時々で好きなことを自然と選択していました。そういう自然に起こったやる気は持続します。親が「いい加減に帰って来なさい!」と言うまで元気に遊び続けます。疲れを知りません。

仕事で成功するには、やる気を出して、活き活きと、創意工夫をすることが必要です。その人の魂の中から出る自然の「やる気」は嘘偽の自分を演じているうちは絶対に得られません。(続く)
私達の現代社会の教育では「責任ある行動とは、社会や会社や家族が期待するようなことをすること」と教えます。私たちはその教えに従い人生を設計します。

「それは間違いです。」という話をしました。

(繰り返し書きますが)人が取るべき責任ある行動はただ1つです。自分が心からやりたいことをすることです。その行動が人生の中でもっとも責任のある行動です。

そして、そういう生き方をしている人こそ、自分自身にとってもまわりの人にとっても魅力的な人間になると思います。自分のニーズを満たしている人は、心が充実していて気力、体力があふれています。自分のニーズを満たしている人こそ、家族や社会のためにより多く貢献ができるのではないでしょうか。

プロフィールの欄に書きましたが私は7回退職願いを書いてきました。そして、自分の人生を振り返ってみると、まさにこのことが言えます。

子供の頃、親には「勉強していい学校を出てなさい。」それだけが正しい道と教わりました。大学を出て、上場の大手電気会社に就職をしました。でも、ひょんなことで、2年間で会社を退職しなければならなくなりました。

それからというもの流れが変わりました。独立して事業をしたり、いくつかの企業を転々としました。しかし、不思議にどこに行っても会社を辞めるような状況になってしまうのです。落ち仕事をしようと思っても転職のタイミングが来ます。「こんなんでいいの?俺は駄目人間かも・・」と思っていました。

でもその際に大事にしていたのが「自分の中のワクワクする気持ち」です。もうちょっっと説明すると「静かなるワクワクする気持ち」です。けして浮ついたワクワク感ではありません。

そして、退職願いを出すような状況になったときは、その感覚を大切に進路を選択してきました。結局7回の退職劇を演じることになったのですが、今振り返ると、自分の本当にやりたいことをするための準備だったようなのです。人性には流れがきちんとできているものだと最近感じています。(続く)

「自分の好きなことをするのは定年退職してから?」でしょうか?また、そんなことを言っている人ほど、定年後何をして良いのか分からなくなります。

前回話した、現代社会の教育では「責任ある行動とは、社会や会社や家族が期待するようなことをすること」と教えます。私たちはその教えに従い、人生を設計します。

でも、きっとそれは間違いです。

『人が取るべき責任ある行動とはただ1つです。自分が心からやりたいことをすることです。その行動が人生の中でもっとも責任のある行動です。』

自分の心に目を向けて本当にやりたいことをするのが大切だと思います。

自分の本当の人生から外れて、社会の模範生としての道を進むと、人生のバランスを崩します。すると自分の周りで色々な出来事が起きるようになります。

退職願いを書くようなときは、天からのサインかも知れません。
「お前が本当にやりたいことは何だ?自分の胸に聞いてみろ!」と合図を送ってくれているのかも知れません。

生まれながら感じていたワクワクを思い出した時、自分の本当にしたいことが明確になり、天職に出会えるのだと思います。

退職交渉など、どたばたしている方もいるとは思いますが、良い機会です。自分のワクワクする気持ちを探してみませんか?
『人が取るべき責任ある行動とはただ1つです。自分が心からやりたいことをすることです。その行動が人生の中でもっとも責任のある行動です。』

私たちの社会はこういった考えを受け入れようとはしません。逆にこういった考えで行動をすると無責任と言われます。

現代社会の教育では責任ある行動とは、「社会や会社や家族が期待するようなことをすること」と教えられます。

「いい大学を卒業して立派な社会人になれ」
「よい仕事を見つけて、一生懸命に働き昇進しろ」
「問題を起こすな、横道にそれるな」
・・・などなど。

こういう教育を受けた私たちはこうして定められた人生を歩いて世間と同化し認めて貰おうと努力します。

「世間の言うことに従っていれば、就職、昇進、結婚、子育て、財産なとの目標を達成することができる」と大人は考え、子供の時から大好きなことをあきらめて、将来ワクワクすることができなくなっても、それは仕方がないと諦めます。

しかし、社会に受け入れられる生き方を選択した結果、人生のバランスを崩し、生きる意欲を失い、健康をも害する人が大勢います。私もそうでした。

人生のバランスを崩して、「何かおかしい・・」と気付きます。本当の自分を殺し、世間が期待している通りの行動を選択することが社会的責任でしょうか?
退職願いを出す人もそれぞれです。悩みに悩んで転職を決意する人もあれば、春の衣替えのようにさっさと辞めて次の進路に向かう人もいます。

昨日ネットを見ていたら、入社三年目以内の退職者の転職の理由のデータを見つけました。12位まで14個の退職理由が載っていましたが、なんと・・

これすべて私が退職して来た理由に当て嵌まるのです。全部です。

■第二新卒転職者100人の「転職理由」ランキング■

1位:成長できる仕事がしたかった/18人
2位:年収をアップさせたかった/16人
3位:キャリアアップしたかった/15人
4位:好きなことを仕事にしたかった/13人
5位:残業が少ない会社で働きたかった/9人
6位:社員を大切にしてくれる会社で働きたかった/6人
   もっといろいろな仕事を体験したかった/6人
8位:将来性のある会社に行きたかった/5人
   通勤が便利な会社で働きたかった/5人
10位:将来、起業するための勉強をしたかった/2人
   休みの多い会社で働きたかった/2人
12位:若い社員が力を発揮できる会社で働きたかった/1人
   出世できそうな会社にいきたかった/1人
   とにかく現実から逃避したかった/1人

(livedoo Careerより参照)
http://career.livedoor.com/feature/recruit/daini3/index.php

要は現代企業の仕組みは社員のために作られていないということでしょうか?
経営者のために作られた会社ということになりますか?

「おっと、そんな会社が全部じゃないぜ!」いう声もあります。
そう、ほんの一握りですが世界には社員を中心に作られた会社があります。

そんな会社の会議は皆前向きで真剣です。社員一人一人に発言の平等と自由があります。前向きでなければ平社員に経営者が怒鳴られることもあるそうです。

そんな会社の物語「SOUCE(ソース)」興味のある方は読んでみては。退職願いを出すような転機にちょうどいい書籍です。

SOUCE(ソース) 出版:VOICE
〜貴方の人生の源はワクワクするところにある〜

私は7回退職願いを書き7回転職をした経験があります。会社とのすれ違いがある場合は、自分の意見を言おうと頑張りますが、どうしても力関係が存在する組織の中でぺいぺいが物を言って、平社員の戯言で終わってしまいます。

そんな時は、退職願いを出すことを決心に最後の戦いに挑みます。決心をするまでは、退職願いの書き方などを書籍で調べ、便箋と封筒を用意し気合いを入れて書きます。心と物を揃えたことが何回かあります。

そんな時、大切だと思ったのが「貯金」です。若いことは、その月暮しをしていまいした。まったく貯金がなかったのです。結婚したてのころもそうでした。

そん時期に退職を決心する場面が来たとき、やはり生活のことを考えてしまいます。弱い立場で会社と喧嘩しても、最悪、明日からの生活費に困ってしまうわけです。せいぜいやり繰りしても1ヶ月くらいです。そいいった状況だと、退職の決断もしずらかったりします。

そして、その後は貯金をするようになりました。気が付いたのですが、貯金があると
人生の節目の決断がより冷静にできるということです。最悪会社と揉めて辞めても、気持ちを静めて冷静な判断をする時間がとれます。

退職願いの書き方とは直接関係のないことですが、貯金があることは退職の決断に大事なことです。

会社員の皆さん、沢山貯金がある方もいるでしょうが、無い方は貯金をしておきましょう。人生の節目に役立ちます。
退職願いを書こうと思った貴方、とりあえず失業保険の給付を受ける資格があることは確認できましたか?

でも、まだ安心するのは早い!

失業保険の給付の基本手当の額は加入期間や年齢によって大きく違います。いくら貰えるか?具体的な支給額は失業保険給付の計算式があるので、退職願いを書く前の確認をしましょう。

正確な給付額がハローワークなどで計算式の資料を貰い確認して頂きたいと思いますが、ここではざっとした金額を算出する方法を書きます。

1.退職前6ヶ月の給料の合計(ボーナスは除く) / 180 =賃金

2.基本手当の日額 = 賃金日額の60〜80%
※高齢者で収入の多い方は50%の場合もあり

3.もえる基本手当の総額 = 基本手当日額 X 所定給付日数

以上の計算式になりますが、目安を掴むときは、会社で貰っていた給料の1日あたりの平均額に換算して、その6〜8割が所定給付日数分支給されるということになります。

毎月貰っていた給料と同額が支給されるわけないので、退職願いを書く前には確認し失業後の生活に困らないようにしましょう。
 
退職願いを書く前に雇用保険を貰える資格があるかどうか、確認をしましょう。
早まって会社を辞めると損をすることもあります。

退職願いを書き会社を辞める人にとり一番心配なのが失業後のことです。すぐに転職先が決まれば良いですが、そうでなければ生活費をどうやって賄うかが心配の種です。

「もうこんな仕事はいやだ!」と退職願いは出したけれど、これから先どうするか、字の振り方の決まっていないという状況はいただけません。次の転職先が決まってから退職願いを提出する流れが良いのですが、これから転職活動をする方もいるでしょう。

そんな方は暫くの間の生活に困ってしまいます。そんな時に役立つのが雇用保険です。正式には雇用保険の失業給付といいますが、会社を辞めようとしている方は退職願いと出す前に、まずは雇用保険の受給資格があるかどうか確認しましょう。

条件としては、とりあえず次の2つをクリアしていることが必要です。

1.雇用保険の被保険者であること

2.被保険者期間が離職前の1年間に通算で6ヶ月以上(14日以上働いた月のみカウント)であること。

早い話が普通に会社に6ヶ月以上勤務したいれば資格があります。

でも注意が必要なのは、零細企業などの勤めていて身分がアルバイトとなっている人です。雇用保険の加入手続きをしているのは正社員のみで、アルバイトは対象外という可能性が高いです。

また雇用保険は基本的に事業所が加入しなければなりませんが、手続きが面倒で加入していないところも稀にあります。

確認の仕方は簡単です。給料明細を見れば分かります。給料から天引きされている「雇用保険料」という項目があるかどうか探してみてください。

それから、2の「被保険者期間」というのは勤めている会社の勤続月数のことです。6ヶ月あればOKです。しかし、6ヶ月以下でも退職前の過去1年間に他の会社に勤めていた場合、その期間もカウントされ通算で6ヶ月あればOKです。

また一度退職し既に失業給付を貰っている人の場合、勿論その間の分はカウントされません。とにかく退職願いが書こうと決めたら雇用保険の資格をチェックしましょう。

出産手当金は、給料の6割が出産の前後の98日分貰えます。でもこれをもらったら、「会社を辞めます」と退職願いを出すのもまだ早いです。女性の経済的支援は、さらに続きます。

平成7年からスタートした「育児休業給付」というものがあり、育児休暇をとる人には子供が1歳になるまで、給料の2割を育児休業給付金として毎月支給してくれるという制度です。(但し、出産後の8週間は対象外)

2割ちょっとは少ないと思う方もいるかもしれませんが、なんの労働もせずに休んでいて1年近くお金がもらえるのは美味しい話です。結婚したからといって、早ばや退職願い書くこともありません。退職のことは良く考えてからにしましょう。

太っ腹の会社に勤めている人なら、育児休暇期間中もいくら給料が支給されます。(但し休暇をとる前の給料の8割以上を貰うと育児休業基本給金は出ない)そうなるとダブルでお金がもらえてとてもお得な話です。

「会社を辞めます」と退職願いを書くようなことは、
これらの手当てを全部もらってからでもけして遅くはないのでは。

また産休で長い間休むわけだから、年休をそのままにしておくと溜まった年休が精算されてしまいます。産休の前に消化しておくことが賢いやり方と言えるでしょう。